中国語を始めたばかりの頃、多くの人がつまずくのがピンインです。アルファベットで書かれているのに日本語のローマ字とは読み方が全然違う、と感じる人は多いです。

この記事では、ピンインを効率よく覚えるための3つのコツを紹介します。発音全体の流れを先に知りたい方は、発音ページ もあわせて確認してみてください。

ピンインとは何か、まず整理しよう

ピンインは中国語の発音をアルファベットで表した発音表記です。たとえば「你好」は「nǐ hǎo」と書きます。

重要なのは、ピンインは日本語のローマ字とは別のルールを持つという点です。たとえば「x」は英語の x とも、日本語のローマ字とも違う音を表します。最初は、自分が知っているアルファベットの読み方をいったん切り離して覚えるのが近道です。

你好

nǐ hǎo

こんにちは

コツ1:母音と子音を分けて覚える

ピンインは「子音(声母)+母音(韻母)」の組み合わせで成り立っています。

たとえば「māo(猫)」は、「m」という子音と「ao」という母音の組み合わせです。

まずは母音を優先的に覚えることをおすすめします。中国語の母音は以下の6つが基本です。

  • a
  • o
  • e
  • i
  • u
  • ü

この6つがベースになるので、ここを先に固めると後が楽になります。単語と一緒に音を確認しながら進めると覚えやすくなります。

你好

nǐ hǎo

こんにちは

コツ2:声調とセットで覚える

ピンインは音節だけでなく、声調(音の高低)もセットで覚えるのが重要です。

中国語には4つの声調があります。

声調記号の例音の動き
第1声高く平ら
第2声低から高へ上がる
第3声いったん下がって上がる
第4声高から低へ強く下げる

同じ「ma」でも声調が違えば意味が変わります。最初から声調記号つきで覚える習慣をつけると、後から修正する手間が少なくなります。

声調の練習をしたい方は、声調ページ声調練習ツール もおすすめです。

コツ3:実際の単語やフレーズで練習する

抽象的にピンインだけを覚えようとすると定着しづらくなります。実際の単語やフレーズと一緒に覚えるのが最も効果的です。

たとえば「谢谢」を覚えるときは、意味だけでなく「xie」という音の形も同時に覚えます。目で見て、口に出して、音を聞く流れを繰り返すと定着しやすくなります。

谢谢

xiè xie

ありがとうございます

TonePath の 基本単語一覧基本フレーズ一覧 では、ピンインと意味を見ながら学習できます。わからない語があれば 検索ツール で探すのもおすすめです。

まとめ

ピンインを効率よく覚えるための3つのコツは次の通りです。

  1. 母音を先に固める
  2. 声調とセットで覚える
  3. 実際の単語やフレーズで練習する

最初は難しく感じても、声に出して繰り返すことで少しずつ耳と口が慣れていきます。焦らず、基本の音からひとつずつ進めていきましょう。