中国語で仕事について話すとき、職業名が一つ分かるだけでは会話が続かないことがあります。「何をしているか」「どこで働くか」まで短く補えると、初対面でも相手と共通点を見つけやすくなります。

この記事では、職業を答える、勤務先や仕事内容を補う、相手に聞き返す、という順で会話を組み立てます。職業名を音声つきで探すときは、仕事・職業の単語DBを利用してください。

まず「身分」と「職業」を分けて考える

学生老师は学校での立場、医生工程师は職業を表す代表語です。

学生

xué sheng

学生

老师

lǎo shī

先生

医生

yī shēng

医者

工程师

gōng chéng shī

エンジニア

分野中国語ピンイン日本語
学校学生xuésheng学生
学校老师lǎoshī先生
医療医生yīshēng医者
技術工程师gōngchéngshīエンジニア
接客店员diànyuán店員
料理厨师chúshī料理人

一覧を全部覚える必要はありません。最初は自分、家族、よく会う相手の3人分だけ選ぶと、使う場面を想像できます。

職業名があるなら「我是+職業」

職業や立場を端的に答える基本形は 我是+職業。です。

我是老师。

wǒ shì lǎo shī.

私は先生です。

我是工程师。

Wǒ shì gōngchéngshī.

私はエンジニアです。

日本語の「会社員」に対応する一語だけを探すより、会社名や業種、仕事内容を続けるほうが具体的な場合もあります。肩書きがはっきりしないときは、無理に職業名へ置き換えないでください。

勤務先を言うなら「在+場所+工作」

工作には名詞の「仕事」と、動詞の「働く・仕事をする」という使い方があります。

工作

gōng zuò

働く

我在公司工作。

Wǒ zài gōngsī gōngzuò.

私は会社で働いています。

我在医院工作。

Wǒ zài yīyuàn gōngzuò.

私は病院で働いています。

我是公司工作。とはせず、職業名なら 、働く場所なら 在+場所+工作を選びます。場所を示す の位置は、中国語の在の使い方で確認できます。

相手の仕事は答えやすい聞き方で聞く

初対面で使いやすい形の一つが 你做什么工作?です。

Nǐ zuò shénme gōngzuò?

どんな仕事をしていますか。

職業名で答えられない場合もあるため、返答は一つに限定されません。

返答の焦点中国語日本語
職業我是设计师。デザイナーです
勤務先我在学校工作。学校で働いています
身分我还是学生。まだ学生です
状況我现在没有工作。今は仕事をしていません

相手が短く答えたら、すぐ別の質問を重ねず、是吗?(そうなんですね)や 很有意思。(興味深いですね)と受け止めると会話が穏やかに続きます。

家族の職業は主語だけ入れ替える

自分の文が作れれば、主語を変えて家族も紹介できます。

我妈妈是护士。

Wǒ māma shì hùshi.

母は看護師です。

我哥哥在银行工作。

Wǒ gēge zài yínháng gōngzuò.

兄は銀行で働いています。

家族関係の呼び分けは中国語の家族単語で確認できます。仕事内容まで詳しく説明できなくても、「誰が・どこで・働く」の3点があれば十分伝わります。

30秒の仕事会話を組み立てる

  1. 我是〜。で立場・職業を答える
  2. 我在〜工作。で勤務先を補う
  3. 你呢?で相手へ返す

例:我是工程师。我在一家IT公司工作。你呢?

Wǒ shì gōngchéngshī. Wǒ zài yì jiā IT gōngsī gōngzuò. Nǐ ne?

私はエンジニアです。IT企業で働いています。あなたは?

名前・出身・趣味まで含む初対面会話は中国語の自己紹介フレーズで扱います。この記事の役割は、仕事を聞かれたときに何を選んで答えるかを整理することです。

DBでは職業名の検索・音声・暗記を行い、この記事では 在〜工作を使い分けて実際の返答へ組み立ててください。