中国語で感情を伝えるときは、感情語を一覧から一つ選ぶだけでなく、今どんな気持ちか→どの程度か→なぜか→相手にどう返すかという流れで考えると会話になります。

この記事では一時的な気持ちを扱います。人の持続的な特徴を表す性格語とは役割を分けます。

性格と感情は時間の長さが違う

性格は比較的続く人の特徴、感情はある時点で生じている気持ちです。

種類伝えていること
性格他很开朗。彼は明るい性格だ
感情他今天很开心。彼は今日うれしい気持ちだ

开朗认真温柔などを人柄として説明する場合は、中国語の性格表現を参照してください。この記事では、現在の気持ちと相手への返答に集中します。

まず今の気持ちを短い一文で言う

初心者は、主語、程度、感情の順で短く伝えます。

我今天很开心。
Wǒ jīn tiān hěn kāi xīn.
私は今日とてもうれしいです。

开心は、うれしい、楽しいという気持ちを幅広く表します。

开心

kāi xīn

うれしい、楽しい

高兴も「うれしい」ですが、人に会えた、知らせを受けたなど、出来事への喜びにもよく使います。

高兴

gāoxìng

うれしい

気持ち代表表現基本例
うれしい・楽しい开心/高兴我很高兴。
緊張している紧张我有点紧张。
心配している担心我很担心他。
怒っている生气他生气了。
悲しい・つらい难过我心里很难过。

単語を増やすより、自分が使う気持ちを二つか三つ選び、程度と原因を変えて練習します。

很・有点・非常で強さを調整する

感情の前に程度を置くと、強さを調整できます。

  • 我很开心。(とてもうれしいです)
  • 我有点紧张。(少し緊張しています)
  • 我非常担心。(とても心配しています)
  • 我不太高兴。(あまりうれしくありません)

有点は、緊張、心配、疲れなど、好ましくない状態を控えめに伝えるときによく使われます。

我有点紧张。

wǒ yǒu diǎn jǐn zhāng.

少し緊張しています。

非常の強さや語感を詳しく比較する場合は、中国語の很・太・非常の違いを確認してください。

原因を添えると相手が返答しやすくなる

感情だけを言っても、相手には理由が分からないことがあります。因为...で原因を添えます。

因为明天要考试,所以我有点紧张。
Yīn wèi míng tiān yào kǎo shì, suǒ yǐ wǒ yǒu diǎn jǐn zhāng.
明日試験があるので、少し緊張しています。

会話では所以を省き、我很高兴,因为考试通过了。(試験に合格したので、とてもうれしいです)のように結果から原因を続けることもできます。

うれしい気持ちを表す短い音声例です。

我今天很高兴。

wǒ jīn tiān hěn gāo xìng.

私は今日とてもうれしいです。

相手の感情には確認・共感・次の行動で返す

相手が気持ちを話したら、すぐに評価や助言をせず、まず内容を確認します。

理由を確認する

怎么了?
Zěn me le?
どうしましたか。

気持ちを受け止める

我明白你的感受。
Wǒ míng bai nǐ de gǎn shòu.
その気持ちは分かります。

必要な助けを聞く

需要我帮忙吗?
Xū yào wǒ bāng máng ma?
手伝いましょうか。

别担心。(心配しないで)や别难过。(悲しまないで)だけでは、相手の気持ちを打ち消すように聞こえる場合があります。先に理由を聞き、相手が何を望んでいるかを確認します。

担心は心配する対象を続けられる

担心は「心配する」という動詞として、人や出来事を後ろに置けます。

担心

dān xīn

心配する

  • 我担心他。(私は彼を心配しています)
  • 我担心明天的考试。(明日の試験が心配です)

一方、紧张は自分が緊張している状態を表します。「誰かを心配する」と「自分が緊張している」を同じ形で扱わないようにします。

疲労や痛みは体調表現へ分ける

(疲れた)、(眠い)、不舒服(体調がよくない)は気分と一緒に現れることがありますが、身体状態を伝える表現です。症状や身体部位を説明する場合は、体・健康の単語DBを利用してください。

感情記事では医療的な状態を判断せず、日常会話で現在の気持ちを伝える範囲に留めます。会話を止めないための短い聞き返しや助けの求め方は、中国語の基本フレーズで確認できます。

まとめ:気持ちの名前だけで終わらせない

感情を伝えるときは、まず現在の気持ちを短く言い、有点で強さを調整し、必要なら原因を添えます。

相手の感情には、理由を確認し、受け止め、必要な助けを聞きます。性格や体調と分けることで、感情語の一覧ではなく実際の会話として使えるようになります。